二度と走れぬ 坂道をのぼったら

最近、観終わった作品。


まんが道 Vol.1 [DVD]

まんが道 Vol.1 [DVD]


まんが道 Vol.2 青春編 [DVD]

まんが道 Vol.2 青春編 [DVD]


「懐かしい」「感動した」の二言ですね、ハイ。
小学校低学年の頃、眠い目をこすりながら21時40分から毎回20分間の放送を心待ちにしていた時代を思い出しました(冒頭の銀河テレビ小説のあの画面も懐かしかったですよ!)。


そして。
この作品のメインは…やはり、高岡に里帰りをした時にやってしまった「漫画家生涯で最初で最後の大失敗」でしょう。
それぞれの母親が必死に息子を叱咤激励するシーンは目頭が熱くなりましたですよ。


長渕剛作曲のオープニング曲がこれでもかってくらい合ってたし、メチャ眩しく感じられた作品でしたね(久々に聴いたけどやっぱりいい曲だ)。
鈴木保奈美メチャ可愛かったし。
森高千里なんて、最初誰だか分からんかったし。
色んな意味で楽しめましたね…あ、でも吉幾三志村けんバリのコントは要らなかったかな。


数日後、この「まんが道」に関連して久々に観た映画。


トキワ荘の青春 [VHS]

トキワ荘の青春 [VHS]


一言で。

これは……暗いよ!!


同じアパートでの生活を描いているとはとても思えなかったよ…。
赤塚不二夫のエピソードとか悲痛過ぎるし。
森安直哉とかもっと悲惨だし。
まんが道」が軽やかタッチだっただけに、この作品はハッキリ言って静か過ぎました…。


おまけに、「まんが道」などで登場人物の予習をしていなければ、誰が誰だか全く分からない作りになっているのもナイスです。
あ、でも安孫子さん役の人は異様に似ていたかも。


とにもかくにも、漫画家ってすごいですな。
ってか、漫画に限らず何かを執筆して生み出す人ってすごいですな。
そういった道を目指している方は、この2作品は是非観るべきだと思います。