日月潭旅行(1日目)

引っ越してきて僅か1週間だと言うのに、相方の職場の遠足(慰安旅行とも言える)で、2泊3日の台湾国内旅行へ行ってきました。
行先は、台湾のレイクリゾート・日月潭(にちげつたん。中国語読みは、リーユエタン)。


朝7時という異様に早い時間に相方の職場に集合し観光バスに乗り込み、いざ出発!
途中、トイレ休憩所にて。



マップ全体図を見ると四国かどこかかと思いがちですが、



「You are here」の場所がさっぱり分からない旅行と言うのもそれはそれでスリルあるな、と勝手に思いました(ってかもっと台湾地理について勉強して来い)。


昼食後、台湾中部のローカル線として有名な集集線の終着駅・車埕*1
場所としては、この辺り。台湾のど真ん中ですな。




南国ムード満点と評価の高い集集線自体に乗車できなかったのは残念でしたが、ここでは昔懐かしい風景を楽しめました。
ここは嘗て林業の町として栄えたのですが、資源枯渇に伴い衰退してしまったそうです。日本統治時代の木造家屋なども多く、昔懐かしい風景を求めて観光客が集まってくる…という事で現在は観光地となっているのだとか。
日本語表記の歴史博物館等を含め、ログハウス調の可愛らしい建物が印象的でした。



その後、すぐ近くの「水里蛇窯陶芸文化園区」へ。



着いた瞬間に感じた南国ムードも驚いたけど、それより驚いたのがこのバカみたいに長い窯。
これは山の地形に沿って築かれた土レンガの窯で、遠くから眺めると蛇のような形をしている為「蛇窯」と呼ばれるようになったとか。


遠くから見てもなかなかの迫力です。
また、窯に添った2階通路から撮影すると、学校らしき施設が見られます。恐らくは後継者育成がメインだとは思いますが、体験教室なども時折開かれるのだそう。




同じフロアの反対側にはこの基調の喫茶店があり、お茶をご馳走になりました。
この蛇窯の出口付近のやしの木いっぱいのトロピカル満点な風景を見て「一体今は何月なんだろう」と思ったりして。


そうこうしてるうちに、1日目の宿・東埔(とんぼ。中国語読みではトンプー)温泉へ。



路地を挟んでの小さな温泉街、という印象でした。


さてここで体験したのが、ホテル内にある温泉プール(その為に水着も持参した)。
水着姿になり、いざロッカーの鍵を閉めて出発!と意気込んだ矢先、鍵のあまりの固さに手と顔を真っ赤にしながら一人格闘する事になりました…。


女子ロッカー全体を鍵の固さのせいで倒しそうになったり、1回ロッカー閉めるのを間違えて10元を無駄にしたり、入る前から色んな意味で大変だったんですが。
温泉プールに入ったら、また別の意味で疲れました
少なくとも疲れの取れる代物ではなかったな、と。まぁ、台北の家では湯船がないので「お湯に浸かる」という事自体が大事な事なんかな?と思う事にしました。


本日・1日目の観光は日月潭周辺で、明日はいよいよ日月潭に行く予定。
にしても、何で1日目の宿だけ日月潭からやたら離れた東埔に行くんだろう…?
私のこの謎は2日目に解ける事になります…。


(2日目へつづく)




◆おまけ
1日目の宿にて発見した、一生懸命な日本語注意書き。



……一生懸命な気持ちがとっても伝わってきますね。

*1:因みに「埕(てい)」の字は台湾語の方言字で「場」の意味。日本語ではさしずめ「車庫」と言った所でしょうか。