日月潭旅行(3日目)

3日目朝・「雲品酒店」にて。


日月潭は、一時として同じ表情は見せないと言われており、特に朝霧にけむる暗緑色の水面の美しさが知られている―


昨日の夜、ガイドブックにこう書かれていたのを見た私は、

「じゃあ早朝から30分おきに起きて、湖面の写真撮ってやろうじゃねぇか!」

とはりきり、朝6時に目覚ましをセット。


……結果。







…………わずか2枚で挫折。*1




でもまぁ、朝霧に包まれた湖畔はやはりキレイでした。
本当にここが日本から飛行機3時間+バス3時間で来れる場所なのだろうか、と不思議な感覚に陥ったりもして。


その後ゆっくり湖畔を散歩し、



調子に乗ってこんな写真を撮っていたら、急遽相方の携帯が鳴りまして。
どうやらバスガイドが私達に集合時間を間違えて教えていたらしく、自分達の思っていた時刻よりも1時間早く出発しなければならなくなりました


何ぃーっ!?
こんなに優雅なホテルでゆったり過ごし、私達には珍しく優雅に散歩なんぞしてたってのにーっ!
そんな優雅なホテルのチェックアウト時の慌てっぷりは、なかなか忘れる事の出来ない代物となりました…あー、バスに乗る前から汗かいたっちゅーに。


慌ててバスに乗り込んだ後、向かったのは3日目の観光地・九族文化村
ここは先住民文化のテーマパークで、各部族の伝統家屋や生活道具等の展示が見られる、との事。
先住民文化に触れられるのかー、やったー♪ とワクワクして入ったところ…。






……何で先住民文化のテーマパークにフリーフォールがあるのかはさっぱり分かりませんでしたが、相方の同僚(韓国人の方です)はこういうのが大好きらしく、進んで乗りに行ってました。



……落ちる様子を見た相方、本気で涙目*2




その後、私も同僚さんの奥様(同じく韓国人の方です)から「貴方も挑戦したらいいわよ!子供できたらもう乗れないんだから!」と言われたけど、とてもとても乗れませんでした…。


怖いって。
他の絶叫系はまだ乗れるけど、こればかりは本気で怖いって。
以前親戚と乗った事あるけど、上がった瞬間で既に乗った事後悔したくらいだもん。


その後もう1人の相方の同僚(中国本土からやって来た方です)も挑戦し、その後暫くこの「日・韓・中」の5人*3で遊園地内を散策する事に。
この5人の会話は必然的に英語になるわけですが、ここでやっぱり英語の大切さを思い知りました。
私も慣れない中頑張りましたよ、ええ。
これからも要努力って感じですけど。




結局、この九族文化村っちゅー所は


・先住民の生活形態
・ヨーロピアンガーデン
・現代の遊園地(アミューズメントワールド)


の三つのテーマに分かれた遊園地なんですね。
ヨーロピアンガーデン以外の2つはとりあえず全部早足で廻ったんだけど、如何せん広い。とても1日では廻りきれませんでした。


面白かったのが、先住民コーナーの展示人形の精巧度の違いですかね。



こんなのと



こんなのが、すぐ近くにあったりしました。謎の多いテーマパークだ……。


ここで売っていたお土産は「ここじゃなくても買えるだろ!」とツッコみたくなるモノが多かったのですが、1つだけ惹かれたものがありました。
台湾原住民の中で唯一、蘭嶼という島に居住している漁労民族・タオ(tao、中国語読みは達悟)族の船*4を象ったキーホルダー。


因みに船はこんな感じの船で



台北市内のどのお土産屋を見ても、売ってそうで売ってないんですよね。
私的には大満足な買い物でした。


・ ・ ・


とまぁ2泊3日で日月潭近辺を色々駆け巡ったワケなんですけど、すごく面白い旅でした。
台北と違って天気も良いし、程よく乾燥してるし、住むなら台北より台中地方の方が肌に合ってるかも?と思ったくらい。
今回行けなかった所はいつかまたリベンジしたいと思いますですよー。

*1:しかも撮影したのは7時と7時半という体たらく

*2:相方は絶叫マシーンが超苦手

*3:韓国人ご夫妻にお子さんが1人いるので正確には6人ですが

*4:タタラという名前だそうです