我(的)媽媽来台湾。

タイトル通り、23日から27日の5日間、私の母が台湾へ遊びに来ました。
去る2月から3月にかけての韓国旅行では色々と苦難に巻き込み、ヨンピョンにて再会する為に多大な苦労をかけてしまった母ですが、今回はすんなり桃園国際空港にて会う事ができました。


自分の孫については「1週間に1回会わんと寂しいねん〜」なんて呑気に言っているクセに、自分の娘については「え?アンタ韓国以来会ってなかったっけ?」と涼しいお顔のこの母。
オイオイ、アナタの頭の中は孫の事だけかいな…。


「アンタが案内してくれるやろうからガイドブック持って来てへんよ」と、またまた涼しい顔でのたまった母ですが、この5日間、なかなかどうして密度の濃い時間を過ごさせて頂きました。
「台湾で買ったら高い」や、「台湾製だとすぐ壊れる」などといった理由で色々なもの*1を持って来てもらいました。感謝感謝。


そんな密度の濃い5日間を箇条書きで振り返り。


1日目(火)
到着後、近所の夜市にて什錦麺を食べる。
70元でお腹いっぱい食べられる台湾に感動する母。


2日目(水)
圓山大飯店にてランチを食べた後、カラスミの店とパイナップルケーキの店を足早に立ち寄る。
その後、1時間半だけ別行動*2
足ツボマッサージの店まで20分以上も歩かせたひどい娘の私(笑)。
昼食で満腹になった為、夕食は八百屋で買ったプチトマト。なんてこった。


3日目(木)
「忠烈祠」(zhōng liè cí)という所で儀仗兵の交代式*3を見たいという母の要望の元、MRTとバスを駆使して行く。
運良くすぐに見学できたので、その後故宮博物館へ。
タクシーの料金を払う際に1000元札しかなく、ポケットマネー財布からおつりを用意してくれた親切な運ちゃんにひたすら「不好意思!」*4と平謝りし続ける。


母が観光に勤しんでる間、私は故宮の入口横のサテンで昨日の中国語レッスンの復習のお勉強をする事に。
何度も来ている人の為にあるのか、入場料払わずに涼んでお茶が飲めるサテンがあるのが助かりまする。
夕方までたっぷり見学をして満足気な母と途中合流した相方と3人で台湾一押しのレストラン「欣葉」(xīn yè)へ。
全員、お腹を壊しかけるほど食べまくる。


4日目(金)
母が日本にてチェックしていた小籠包の有名店「鼎泰豐」(dǐng tài fēng)にて昼食。
その後何故かイタリアン・カフェ*5にてくつろぎ、その後「台北二二八紀念館」へ。
上手く言えないけど、二二八事件って考えさせられる蜂起事件だな…と。
こんな事したら民衆の反感買うの分かってるのに何でこうしちゃったんだろう?と思わなくもない。
事件なので当然っちゃ当然なんだけど、出てくる人の大半が1947年で死亡している事実が何とも切なかったです。


5日目(土)
朝8時半のフライトの為、4時半に起床し相方と共に母を空港まで見送る。
姉が持たせてくれた「おおきく振りかぶって」の目覚まし時計が早速大活躍しました(笑)。


・ ・ ・


という感じで、ざっと5日間を振り返ってみました。


「八百屋でプチトマト買ってーな、食べたいわ」
と言って八百屋でプチトマトを買ってみたり、
「愛文マンゴー、台湾にいる内に食べたいだけ食べとこ」
と言って自由にマンゴーを切ったり、
「コーヒーよばれるわ。豆挽いてエエ?」
と言ってコーヒー豆をゴリゴリ挽いてみたり、
ついさっきまで台北のガイドブックを読んでいたかと思いきや、即座に歯磨きをしてベッドで眠ってしまったり…と、今まで来たゲストさんの中でもそりゃー自由に行動してくれた私の母ですが、楽しんでくれたようで何よりです。


今度は夏、私が日本へ帰る番。
皆があっと驚くような土産を持って日本の地を踏むとしようか。

*1:傘やファ●リーズ

*2:中国語のレッスンがあったのさ

*3:1時間に1回…なので見る為に下手したら炎天下の中1時間待たなければならない場合もある

*4:「お手間かけてすみません!」の意味

*5:日本にいた頃、仕事で非常にお世話になったコーヒーのカフェ、とだけ書いておこう