人について思うこと

人というのはまっこと難しいものです。
話し合いをして解決をする…という事がいかに大切で、いかに難しいかを思い知る今日この頃。


「もう聞きたくない」と耳をふさいでしまう事。
それだけで、もう片方の気持ちを知る事はなく、解決の糸口すら絶たれたも同然で。


どうしてこうなっちゃったんだろう?
ホントのトコ、今の気持ちはどうなんだろう?
片方が耳をふさいでしまったら、双方は今後どうやって意向を伝えていくんだろう?


耳をふさいだ片方は悲しい。
そして、ふさがれたもう片方も「ふさがれた事実」すら気づく事ができず、悲しいのではないか…?
密かに、こう思い始めた自分がいます。
自分の口から面と向かってこの気持ちを言う事は、きっとない気がするけれど。


巻き込んで苦しむ人なんて、少ない方がいい。いない方がいい。
苦しめる事でしか自分の気持ちを伝えられないのは、違うと思う。
でも、伝えて欲しい時に伝えられなかった…という事さえ分かれば、それが解決の糸口になるような気も、する。


「なるようになる」のが人間関係。
「なるようにしかならん」のも人間関係。
ほんとに難しいものだと思う。
だからこそ人として一番気を使わないといけない部分だ、とも思う。


秋の深まる最中、1つ年を取る前にしみじみ思ったことです。