豆漿(豆乳)はあるものの…

昨日の深夜、20kg超の荷物をエレベーター無しの5階まで運んだ後、相方の職場のシャワーを借り、慣れない寝床でマスクをしつつ何とか眠れた私。


翌4日、朝8時。
眠い。
そりゃーもう眠い。
しかも慣れない寝床で体が痛いったらありゃしない。


不機嫌さマックスで目覚めた私に、相方がおずおずと買ってきたばかりの豆漿*1を差し出し、言った。
「ごめん、明日以降はどんだけ寝ても良いから今日だけは起きて。新居の大家さんに11時に会うから、それまでにこの荷物新居にある程度持ってかないと」


げげ!
昨日運んだ更なる量の荷物を、しかもこの後すぐに運べってかー!?


しかも相方は更に言う。
「あ、この豆漿温かいの買ったし、冷めたら美味しくなくなるから早めに食べて」


……確かにね。
間違ってないんだけどさ。でもさ。
起き抜けにそんなにいっぱい食べられないって。
普段の生活でも朝はパン半分しか食べられない体質だってのに。


でもそんな悠長な事は言ってられない。ここは外国。
中国語はおろか、英語もろくに話せない私にとって、買い物も1人で行けない今の私は赤子も同然。
ましてや、今はモノを片付けないといけない引っ越しの最中。
お腹が空いた時にそうそう食べ物は簡単に出てこないわけで。
中国語字幕つきの日本のドラマ*2をテレビで見ながら無理くりお腹に掻き込みましたさ(スッとお腹に入る食べ物で助かった、ほんとに)。


今日は新居の大家さんに会い、鍵をもらえる日。
新居に向かう時に冷蔵庫がまだ到着していない…という連絡があったものの、約束通り昼1時までにブツは届き、安心しました。
荷物も7割方新居に運べたし、ちょっとできすぎじゃないですか?と言わんばかりの順調ぶり。
実を言うと、台湾の人には時間にルーズなイメージを持っていたので(スンマセン)、正直「拍子抜け」という表現が正しいかも。


新居は結構きれいで住み心地もとても良いです。
ただ外観が日本のマンションに似ていて、住む分には申し分ないけど見る分には少し物足りないような気も。
何せ到着した日の宿があまりにも地域密着型だったもんで、私にとって台北の住居ってそっちのイメージの方が強くなってしまってるんですよね。


   



荷物を運びながらタクシーを待っていた時に撮った3日の宿付近の模様。
なかなか味のある住居で私は結構好きだったりします。映画のロケ地とかに使われそうだよね。

*1:豆乳のスープ。台湾の朝食の定番料理の一つ

*2:「夜王」と「ヤスコとケンジ