さらば鳩小屋
引っ越し2日目。
そうです、業者を雇うほどでかい荷物もないし、タクシー利用して積み込む…という、どことなくノスタルジックなにおいのプンプンする引っ越しをして今日で2日目なのですよ。
まずは、昨日持ち込み損ねた荷物を運ぶべく、市内バスにて前の（？）家へ。
台北市内での交通機関と言えば真っ先にMRT（地下鉄）が浮かびますが、市内バスもなかなか便利だったりします。
何と言っても本数が多い。
しかも市内の隅々まで網羅されていて、しかも殆どのエリアが15元*1で済んでしまう。
ただーし！
本数にかなりのバラつきがあります（終バスも20時台と早いし）
んでもって、地域によっては運転が荒く、座り終えてないのにアクセル全開！みたいな事も平気であったりします。
なので、乗り物酔いしやすい人にはあまりオススメできません、ハイ。
ってなわけで、早速バスに乗り込む。
入り口でこの掲示を見るのを忘れないようにしなければなりません。
これは運賃の払うタイミングについて。
今回は「下車」なので、これは降りる時に払えって事ですね。
勿論「下」の横に「上」の文字があり、この時点ではその文字が消えている為、「上⇒下」へ切り替わる事があります（その理由が果たして何なのかは私は分からないけど…）。
私 「これさぁ、乗る時に『下』で降りる時に『上』になったらタダ乗りできるん？」
相方「いや、上⇒下 のパターンしかないから…」
私 「なあーんだ、やっぱりそうなんだー」
なーんて、バカバカしい会話を堂々と日本語でしておりました…。
因みに、私は台湾に住んでいるので、MRTやバス乗車にはこちらのカードを使います。
その名も「悠遊カード」*2。一瞬ドキッとする名前です、うひ。
価格は500元で、その内100元はデポジット。MRT乗車料金2割引、乗継料金8元引*3という特典つき…と言われてもあんまりピンと来ないけど。
有効期限が6ヶ月というのが難点ですが、台湾ヘビーリピーターには是非コチラをオススメしたいところです。
バスを降り、まずは日本から船便で送った荷物を取るべく相方の職場へ。
1月中旬に2箱、1月下旬に1箱 で計3箱送っておいたので、それに対面すべくウキウキしながら向かうと…。
……ありえない事に1月下旬に送った1箱だけが先に届いておりました…。
郵送手続きした郵便局も、送り先も同じなのに何故こないな事が起こるのか…。
ってかそうなると逆に先に送ったブツの内容に何か問題があったのか？税関で何か引っ掛かってるのか？ってたいそう心配になったのですが…。
本上まなみ似の秘書さん*4によると「よくある事」らしく、「台湾自体にはもう来ているのであと2〜3日待って下さい」との事。げげーん…。
気を取り直して近くの飯店へ。
空いてる席で台湾式おでんを大きな盥で作っているのを見て何だかほのぼのしてしまった。
レジで「日本から来たの」と言うと飴をもらってしまいました。いい人だ。
その後前の家*5に別れを告げ、新居に荷物を運び込んだ後、冷たくて土足OKにもなってしまうタイル張りの室内を何とかすべくホームセンターへ行く事に。
MRT淡水線の路線付近にお目当てのホームセンターがあると聞き、またまたバスに乗って士林へ向かったのですが、その前に夕食にしよう…という事で、まずはご存知、士林夜市へ行って来ました。
この日に食べた鉄板焼。
とにかく脂ギッシュでございました！お好み焼き（らしきもの）の上に丸々油注ぐとか平気であったし、この鉄板焼の一番右のキャベツなんて超甘いバター焼きだったので…これ3日食べ続けたら間違いなく太るな、と思いました。
士林で色んな意味でお腹いっぱいになった後は、夜市から徒歩圏内のホームセンター「B&Q」*6へ。
英語の通じる 且つ 数学の得意なバイトのお兄ちゃんに助けられながら、しかもかなりの間悩んだ挙句、
安い・柄が気に入った・置くだけで作業が簡単そう、という理由でこちらの正方形マットを買う事に。
「へっへっへ、これで快適な生活が簡単に手に入るわい」なーんてその日はニヤニヤしつつ帰路に着いたのですが…。
帰宅後、大変な事が発覚しました。
実はこのマットの裏はシール状になっており、本来なら台紙をはがしてシールを貼る…というのが正しい使い方。
それを、そのシールを使わず、マットの裏にガムテープを貼り巡らして置くだけ…という方法を編み出して買ったのはいいのですが…。
何とこのシール台紙、マットより1cm四方くらいで一回り大きく貼られていたのですよ…。
なので、それぞれのマットをガムテープで貼り巡らす前にそのシール台紙をマットと同じ大きさに切り揃える、という作業が発生してしまったのです…。
・・・orz（久々にこの記号使ったよ）
快適な生活にはまだ遠いようです…。
