繍眉って何ね???
3月20日〜23日の4日間、日本の友人・マルセルさんが台北にやって来ました。
どういうわけかこの4日間の間見事に体調を崩してしまい、一緒に行動する事が殆どできなかったのが申し訳ない限りだったのですが…。
そんな中、初日の夜に相方とマルセルさんと3人で夜出かけたのが……
ラオフーチェ観光夜市(饒河街觀光夜市…日本語読みだと「ぎょうががいかんこうよいち」)です。
実はココ、我が家から歩いて10分以内の距離にあるにも拘らず、夜に行ったのはこの日が初めてでして。
この日は金曜の夜という事もありとても混雑しておりました。
食事は例によって「油っぽいモンでなければ何でも良い」となってる私が選んだのはコチラ(什錦麺、と言うらしい)。
これがたったの70元。
アッサリしていてンマかったです。
その後、夜市を歩いていてとあるお店を発見。
そこが気になって気になってしょうがなかったので、勇気を出して挑戦してみました。
「挽臉」とありますが……これは何ぞやと言いますと。
簡単に言うならば「顔の産毛取り」ですね。
台北では行天宮の近くの占い通りにあるお店がとても有名だそうですが*1、ここラオフーチェでもやっているお店があったのですよ、ええ。
ですが、私が気になったのは顔の産毛取りよりもむしろ看板に書いてあった「繍眉」の文字。
読んで字の如くだと眉毛を刺繍する?と考えがちで、まぁ「眉毛カット」と言ったところでしょうね。
眉毛の濃い私*2にとってこれはうってつけの場所ぢゃないか!
とそう思い、喜び勇んで挑戦。
結果。
普通に涙出ました。
何コレ!!
メッチャ痛いやないですか!!!
何かねー、顔にオイルらしきモンを塗られてすぐに産毛取りに入るわけですけども。
この産毛取りをどう表現して良いやら……えーっと
手足の無駄毛を大きな輪ゴムを上下に動かして抜いていく―みたいな感覚なのぢゃないかと。
剃るんじゃないんです。
抜くんです。
しかもそれを毛抜きピンセットとかではなく糸で抜いていくのだから、引っ張る力もそりゃーすごいわけです。
顔の左側をすれば左目から涙が出て。
右側に移れば右目から涙が出て。
涙を流す私にお構いなく、店のお兄さんは容赦なく産毛を抜いていきます。
でも、頬部分の産毛は今思えば全然マシでしたな。
キツかったのが口の周りの産毛取り。
店のお兄さんから「ふくれっ面になって下さい」と言われ*3なったんだけど、ここの産毛取りがまたメチャメチャ痛い!!!
冗談抜きでふくれっ面で涙を流し続けておりました。
今思えばメチャ間抜けな絵面になっていたでしょう、ええ。
そんでもって。
口の周りと同等…いや、それ以上にキツかったのが眉毛抜きでございました。
まぁ、人一倍眉毛の濃い私*4だからかもしれないのですが、とりあえず言うならば
「体の部分をどこかで動かしていないと気が済まない」ぐらいの勢いで全身バーニング状態でございました。
何故かはよく分かりませんが「できるならば今ココでグルングルン回りたいんだなぁ」と言った大泉さん*5の気持ちが分かった気がしました(何のこっちゃ)。
と言っても。
約40分間、色んな意味で自分と戦い続けた結果、キレイになりましたよ、産毛もなくなり眉毛も整い。
恐らく自分の人生で一番細くなったんじゃないかと。
日本にいた頃は月一でカットに行ったついでに顔剃りも一緒にやってたけど。
これからは眉毛が気になりだしたらラオフーチェに行こうっと。
◆おまけ◆
別の日にラオフーチェに行った際に、夜市にある本屋で見かけたモノ。