ほぼ一人旅@台南(1日目)

風が 




語りかけます






暑い、暑すぎるー!!*1







……というワケで、5月とはとても思えないほど暑い、台南に上陸しました。
ゲンミツには20日(水)の夜に台南へやって来たのですが、木〜土の約3日間をメインに、3泊4日台南をぐるっと回って参りました!
例によって3月の台中の時と同じく「ほぼ一人旅」という中途半端なモノでしたが、書き殴って行きたいと思います〜。




まず、3泊4日の間お世話になったお宿がコチラ光華大飯店でございます。



とってもリーズナブルなお値段な上、西洋式朝食まで付いてくるという、台南を安く旅行したい方にはオススメなホテルです。
聞く所によると、平日でも台湾人ビジネスマンの宿泊が多く、人気も高いとか。
看板の下にある「休息」という2文字がやや引っ掛かりますが、その辺りは「没関係〜♪」*2で参りたいと思います。




さて今回台南に行くに辺り、「旅先で友人の知人を紹介してもらい、同行する」という、かなりハードルの高い事に挑戦する事となりました。
思えばそれも、台湾人の友人(女性・私より年上)との単なる世間話から始まった事でして。


・ ・ ・(2日前のランチタイム)


私 「明後日台南に行くんです。台南に行ったら虱目魚*3のお粥を食べてみたいって思ってて…サバヒーって台南の名物って聞いたもので。」


( 中 略 )


友人「そのお粥のお店にはご主人も一緒に行くの?」


私 「いえ、その時間主人は仕事なので1人でブラブラ歩いてみようかなって……」
(↑1人旅にはこないだの台中旅行で慣れた)


友人「あ、そうだ!もし良かったら台南に住んでる私の友人を紹介しましょうか?」


私 「え?そうなんですか!ありがとうございます!サバヒーの美味しいお店とかご存知でしたら一緒に行ったりしたいですね〜」


友人「分かりました!それでしたら早速連絡取ってみますよ!その方は台南のC中学校の校長を28年間されてた方で……」




ちょっ……




ちょっと待て〜ぃ!!!






こ、校長!?しかも、28年間ってか!!
どんだけの人生のベテランさんを私に紹介する気なんですか、ねぇ!!
わたしゃてっきり同年代の女性と「台南のこの店の料理が美味しいのよ〜♪」な〜んて言葉を交わす自分の姿を想像してたんですけど……。
花も恥らうおじいちゃんを紹介して下さるワケですね!アナタ!


友人「心配ないですよ、日本語話せる方ですから!」


・ ・ ・


という事で。
台南へ向かう電車の中で、家を出発する前にプリントアウトした友人からのメールに再び目を通す私。



>お話したようにS先生*4(C大学の創立者・C中学校の校長を28年間)に連絡しました。

いや、あの……その……。
喜んで言って下さった…というのはとっても嬉しいんだけどさ〜…。
校長先生をなさってた方、と言うのは確かに聞いたけど、大学創立してる方なんてのはさすがに初耳だってば!!



>下記の時間帯はいつでも連絡して下さい。
(その下には、午前と午後の時間帯がそれぞれ書かれてある)


>ただし、先生は昼寝の習慣があるので、なるべく昼寝、1:00ー3:00 の間は控えた方がいいと思います。



ええ!かけませんとも!
お昼寝の邪魔はいけません!
というか、昼寝って2時間でキッチリ起きれるものなんでしょうか?
私だったらよく眠れた日にゃぁもう全く起きる気なくしちゃいますけど…。



そして、その下の文章にさすがにどうすべきか少し悩んだ私。



>たまに会議中に電話を切る場合があるので、気にしないで掛け直したらいいと思います。



いや、気にするよ!
めいっぱい気にするってば!!
エライさんが大事な会議する日と同じ日に顔見た事もない人とサバヒー食べたいと思うかい?ねぇ!!



>「虱目魚粥のお店などに連れて行ってあげて」と言ってありますので、ご遠慮なくご連絡して下さい。



良いの〜!?
本当に良いの〜!?
台湾の方って親切で世話好きな方が多いように思うけど、さすがに「ご遠慮なくご連絡」できる方とは思えないんですけど…!


そうは言っても、台南に来ておいて全く連絡をしないというのも失礼というもの。
メールをもらった時点で……いや、最初に「ハイ」と返事をした時点で提案に抗えるはずもなく、とりわけ「お話好きでお世話好き」な友人の紹介により、台南に着いた次の日の朝、私は先生の携帯電話にいきなり電話する事になったのでした……。


(2日目につづく)

*1:出典:「埼玉銘菓 十万石まんじゅう」CM

*2:さしずめ「気にしな〜い♪」と言ったところでしょうか。台湾の方がよく仰るのですぐ覚えます

*3:台湾語で「サバヒー」と呼ばれる白身魚

*4:現在は第一線は退いておられますが、名称として「先生」とお呼びしています